論語 11

“視・観・察” 三段階観察法

子曰く、そのなす所を視(み)、そのよる所を観(み)、

その安(やす)んずる所を察すれば、

人いずくんどかくさんや。人いずくんどかくさんや。

孔子は、視・観・察の三つをもって人を鑑別する

第一に、その人の外面に現れた行為の善悪正邪を視る(みる)

第二に、その人のその行為の動機は何であるかをとくと観きわめる(みきわめる)

第三に、さらに一歩を進めてその人の行為の落ち着くところはどこか、

その人は何に満足して生きているかを察知すれば、必ずその人の真の性質が

明らかになるもので、いかにその人が隠しても隠しきれるものではない。

※外面に現れた行為が正しく見えても、その行為の動機が正しくなければ

 その人は、けっして正しい人物とはいえない。

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